こんにちは！
「こどもよりも親が大事」
と言ったのは、太宰治です。
一つの言葉にはいろんな解釈や
捉え方があるのでしょうが
まだ高校生だった私には
いかにも太宰らしい身勝手な考え方だ
と
ファンなので嫌な感情もなく
捉えていたのですが
ふと
昨日のメルマガのタイトルを
見たら、
あら、こどもよりも自分です
なんて太宰みたいなことを
書いているではありませんか！？
こちらは今現在の
本気の私の思いです。
基本的にお母さんは
いつの間にか自分を犠牲にして
こどもを育てようとしてしまいます。
ごく当たり前に。
犠牲にしているなんて思いもせずに。
世の中が
そんなふうに思わせてしまっている
そんなふうに思わせてしまっている
というせいでもありますが。
なぜなら
仕事をしていくのに
こどもを保育園にあずけることにさえ
後ろめたさを抱えてしまうんですから。
私も、そうでした。
こどもは大切な宝物
自分の命よりも大事
この子のためになら何でもできる
命もかけられる
と本気で思っていました。
この子には私が必要だから
絶対に元気でいなくてはならない
と心の底から思っていました。
もちろん今はおとなになって
自分で生きていけるようになっているので
そこまで強くは思いませんが
もしも病気になってしまったり
大怪我でもして動けなくなったりしたら
変わってあげたい！
こどもではなく私だったら良かったのに！
と間違いなく思ってしまいます。
親ってそんなもんです。
気づかなくても。
絶対に自分よりもこどもが大事。
どこかでそんなふうに思っている。
だからこそ
あえて
「こどもよりも自分が大事」と言いたい。
あなたも
いつの間にか自分の気持ちを
犠牲にしているかもしれないのよ。
犠牲にしているかもしれないのよ。
そうするとね
言うことを聞かない我が子に
イライラしてしまったりするの。
（心の中の声）
こんなに私が大事に思っているのに
どうして言うことを聞かないの。
なんて！
こんな思いが
声にしっかり乗ってしまっているんです。
声にしっかり乗ってしまっているんです。
そして
こどもはそれに気づいているのです。
だから
まずは自分の気持に気づいて
自分自身を大事にしてね。
声のレッスンをすると
そんなことにも気づけます。
声は心と直結していますからね。
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